私たちがやっていること
笑映研は、映画を作る集団です。映像作家 松村穂高を軸に、その思想と美学に貫かれた物語映画とドキュメンタリーを、年間を通じて制作しています。撮影照明から編集、演出、プロデュースまで、ひとりの作家が映画のすべてを統べる作家主義のもとで作り続ける――それが私たちの一年です。稀に飛び抜けた才能には監督を託すこともあり、『我休-GAKYU-』は蝶河舞が監督、松村が撮影監督を務めました。そして作って終わりにはしません。完成した映画を観客のもとへ、世界へ届けるところまでが活動です。
一本の映画ができるまで
- 企画・脚本 何を、なぜ撮るのか。作品の核を定め、物語と構成を組み上げる。作家の思想と美学が最初に宿る工程です。
- 撮影 光をつくり、画を決める。撮影照明はアトリエ額田と関西の各所で、現場の判断を重ねながら詰めていきます。
- 編集 撮った素材を映画の時間へと編む。リズムと取捨選択を、実作のなかで一カットずつ構築します。
- サウンドデザイン 音で世界を立ち上げる。画と同じ重さで音を設計し、作品の手触りを仕上げます。
- 公開・配給・興行 完成で止めない。配給・興行まで踏み込み、作った映画を実際に観客へ届けます。
外注に分解せず、企画から興行までの一連を自分たちの手で走り切る。この通し作業のなかにこそ、現場でしか身につかない経験があります。
現場で磨く技
撮影照明
光と構図で画面に意味を与える。瞬間ごとに変わる現場で判断を重ねるほかに、習得の道はありません。
編集・音
膨大な素材から映画を彫り出し、音で支える。切ってみて、聞いてみて初めて見えるものを掴みます。
ミザンセーヌ
画面のなかに何をどう配置するか。一人の作家が映画を統べる作家主義のもと、その思想を画に翻訳します。
知識は無料、経験は有償
映画づくりの考え方は惜しまず開きます。一方、本物の制作現場には選抜のうえ有償で加わる――代えのきかない実践だからです。
作って終わりにしない — 発表と展開
YouTubeで無料公開
完成した作品はYouTubeで無料公開し、誰でも観られる形で世に出します。私たちが使う唯一のSNSもYouTubeです。
映画祭への出品
国内外の映画祭に作品を出品し、評価し語り合える場へ持ち込みます。
字幕を付けて国際展開
作品に字幕を付け、言葉の壁を越えて海外の観客にも届ける。国際展開を視野に入れて制作します。
活動を支える資金
自己資本に頼り切らず、映画祭・スポンサーシップ・助成金・クラウドファンディングなど外部資金も追求。クルーとキャストが映画で食べていけることを目指します。
拠点と地域
地域に根差し、世界に羽ばたく
拠点は関西・大阪、東大阪市東石切のアトリエ額田。この地に根差して制作を続け、PR動画など地域貢献の制作にも取り組んでいます。これまでに『真夜中の配達アプリ』『Mother’s Birthday』『サラバ!見て回り手書きメンテナンス』『The Kikuichi Story Trilogy』『我休-GAKYU-』を世に送り出してきました――作り続けてきたという、この活動そのものが私たちの証です。
