美の再定義:宮本我休と仏像彫刻の世界
- 時の彫刻家の旅路 -
監督
蝶河舞(ちょうがまい)
公開
2023年
制作
大笑映画研究会
詳細情報
短編ドキュメンタリー
尺:6分
感性一碧の海に浮かぶ小さな意識の、点と点
数ある色彩を操る彫刻家のパレットがある一方で、現代の仏師の物語はある意味、極限のSimplicityに集約されます。京都の仏師、宮本我休の物語は、異なる二つの世界にまたがる一つの点から始まります。
彼の旅路を捉えた蝶河舞監督によるドキュメンタリー「我休-GAKYU-」は、彼がファッションという流行の舞台から、深淵に光を投げかけるような伝統的な仏像彫刻へと進化した道のりを描き出しています。彼の話を聞くにつけ、それは単なる領域の転換ではなく、むしろ時間というものに対する新たな理解、そしてそれが彼の美学にどのように影響を及ぼしたかという物語が紡がれます。
ファッションは絶えず進化し、デザインは年々変わり続けます。しかし、仏像彫刻の世界では1000年から2000年後の未来を見据える視点が求められます。この時間軸の違いは我休にとって衝撃的であり、彼の創造の価値観を一新しました。
仏像彫刻という規則に満ちた世界においても、我休は表現の自由性を発見します。特に、仏像が身につけている布地の表現において、彼はその自由を見つけ、人々に静けさと癒しを提供する仏像を創造しました。
大笑映画研究会制作によるドキュメンタリー「我休-GAKYU-」では、我休が人間の善悪、美醜を同等に認め、自身の彫る仏像が表現する深い洞察力と情感を育てる一方で、それらの全てが美の一部であると語る瞬間を捉えます。
この作品は、伝統と現代が交差する点で生まれる美の再定義を提供します。それは、ファッションと仏像彫刻という二つの異なる世界が絶妙に調和して生まれる芸術の物語であり、観客に対して、現代においていかに美を探求し、表現するかの新たな可能性を示しています。
CAST & CREW
監督 蝶河舞
出演
主演 宮本我休
エキストラ 河野せいや
裏方
撮影照明 松村穂高
編集・SD 蝶河舞
PD補 真城楓
撮影助手 水上慎也 柱谷環
制作助手 市田雄也 池田尚武 東川薫
協力
宮本我休工房
金戒光明寺
京都伏見稲荷大社
正寿院
泉佐野市樫井故繊維協同組合
京都植物園
京都嵐山モンキーパーク
(順不同)
制作
大笑映画研究会























